上を向くと首が痛い、首こりだけじゃない理由|小田原の鍼灸整体院が解説

上を向くと首が痛い、首こりだけじゃない理由|小田原の鍼灸整体院が解説

洗濯物を干そうと顔を上げた瞬間、首の後ろがズキッと痛む。高い棚の物を取ろうとすると、首の付け根が詰まるような感じがして上を向けない。美容院のシャンプー台で頭を後ろに倒すと、首の後ろがつらくて落ち着かない。そんな経験はないでしょうか。

上を向いたときの首の痛みは、「首がこっているから」とそのままにされやすい症状です。もちろん首のこりも関係していますが、実際には首の上のほうだけで反ってしまう動きのクセ、頭が前に出た姿勢、背中の硬さ、体の緊張状態が重なっているケースも多いと考えられています。

この記事では、上を向くと首が痛い・首の後ろが張る理由と、医療機関を受診したほうがよいサイン、日常でできる対策を、小田原・開成・南足柄エリアの鍼灸整体師が解説します。

上を向くと首の後ろが痛む・張る方へ

次のような状態に心当たりはないでしょうか。

  • 上を向くと、首の後ろや付け根が詰まるように痛む
  • うがいや目薬をさすとき、頭を後ろに倒すのがつらい
  • 洗濯物を干す、高い棚を見るといった動作で首の後ろが張る
  • 美容院のシャンプー台や歯科の診察台で、首の後ろがつらくなる
  • 下を向くより、上を向くほうが首の動きが小さい
  • スマホやパソコンを長く使った日ほど、上を向きにくい
  • 寒い日や疲れている日は、首の後ろの張りが強い

ひとつでも当てはまる方は、首そのものだけでなく、首を反らすときの体の使い方や、背中の硬さ、体の緊張状態にも目を向けてみることをおすすめします。

「首こりだから仕方ない」だけとは限らない理由

首の骨(頚椎)は7つの骨が積み重なってできていて、上を向く動きは本来、首の骨ひとつひとつが少しずつ後ろへ傾くことで生まれます。さらに、首の下に続く胸の背骨(胸椎)も少し反ることで、首にかかる負担が分散されます。

ところが、背中が丸まって胸の背骨が動きにくくなっていると、上を向く動きを首の上のほう、後頭部の付け根あたりだけで引き受けることになります。首の後ろの一部分に動きが集中するため、骨と骨の間や、その周りの筋肉が詰まるように感じ、痛みや張りとして出やすくなると考えられます。

一方で、首の骨の変形(頚椎症)や椎間板の傷み、神経の圧迫など、医療機関での確認が必要なケースもあります。とくに上を向いたときに腕や手にしびれが走る場合は、神経が関係していることがあるため注意が必要です。どちらが関係しているかで対応が変わるため、痛みの出方を知ることが大切です。

上を向くと首が痛くなる本当の原因

頭が前に出た姿勢で、首の後ろが縮みっぱなしになっている

スマホやパソコンを見るとき、頭が肩より前に出た姿勢になっていないでしょうか。頭が前に出ると、顔を正面に向けるために後頭部の付け根の筋肉(後頭下筋群)がぎゅっと縮んであごを持ち上げる形になります。

この姿勢が続くと、首の後ろの筋肉はふだんからすでに反らした状態で踏ん張っていることになります。そこからさらに上を向こうとすると、もう縮む余裕がほとんどないため、詰まるような痛みが出やすくなると考えられます。スマホを長く使った日ほど上を向きにくいのは、このためです。

背中が丸まり、胸の背骨が動いていない

デスクワークや車の運転、家事などで背中を丸めた姿勢が続くと、胸の背骨はだんだん反りにくくなります。胸の背骨が反らない分、上を向く動きはすべて首が肩代わりすることになります。

首の後ろがつらいのに、実は背中や肩甲骨のあたりのほうが硬くなっている方は少なくありません。首だけをほぐしてもすぐに戻ってしまう場合は、背中の動きもあわせて見直したいポイントです。

肩がすくみ、首の付け根に余裕がない

寒さや緊張で肩が上がった状態が続くと、首の付け根から肩にかけての筋肉(僧帽筋の上部など)が縮んだまま固まりやすくなります。肩がすくんでいると、首を反らしたときに首の後ろと肩の間に余裕がなくなり、付け根が挟まれるような感覚が出やすくなります。

肩を下げて上を向いてみると少し楽になる方は、首そのものより、肩のすくみが関係している可能性があります。

目の使いすぎと体の緊張モードが続いている

画面を集中して見続けていると、目のピントを合わせる筋肉だけでなく、後頭部の付け根の筋肉も一緒に緊張しやすくなります。さらに、忙しさやストレス、睡眠不足が続いて体が緊張モード(交感神経が優位な状態)のままだと、筋肉はゆるむタイミングを失いがちです。

当院では、首の後ろの張りがなかなか抜けない方ほど、体が休まりにくい状態が続いているケースを多く見てきました。筋肉そのものの問題だけでなく、体がゆるめる状態に切り替われているかどうかも、首の後ろの張りに関わっていると考えられます。

上を向くと首が痛い人に共通する体の状態

上を向くと首が痛いとご相談いただく方には、次のような体の状態が共通して見られることが多くあります。

  • 耳の位置が肩より前にあり、頭が前に出ている
  • 背中が丸く、胸を開く動きが小さい
  • 肩が上がっていて、首が短く見える
  • 後頭部の付け根を押すと、硬さや重さを感じる
  • 呼吸が浅く、胸や背中があまり動いていない
  • 日中、無意識に歯を食いしばっている
  • 寝ても疲れが抜けにくく、朝から首が重い

こうした状態がいくつも重なっていると、首の後ろは常に負担を抱えたままになり、上を向くというちょっとした動作で痛みや張りとして表に出やすくなると考えられます。

【小田原・開成・南足柄】この地域で相談が多い場面

小田原周辺で上を向いたときの首の痛みをご相談いただく方からは、次のような場面がよく聞かれます。

  • 東京・横浜方面への長距離通勤で、電車の中でスマホを見続けたあと
  • 開成・南足柄・湯河原からの車通勤で、長時間ハンドルを握ったあと
  • 冬の朝、冷えた空気の中で洗濯物を干すとき
  • 年末の大掃除で、換気扇や照明、高い棚の上を掃除したとき
  • 小田原城や箱根の紅葉、夜空など、上を見上げて景色を眺めたとき

とくにこれからの季節は、朝晩の冷え込みで肩がすくみやすく、年末にかけて忙しさも増していきます。首の後ろの張りを感じたら、首だけでなく体全体の状態を見直すサインとして受け止めてみてください。

今日からできるセルフケア

首ではなく、胸から反る練習をする

椅子に座り、両手を胸の前で組みます。息を吸いながら、首ではなく胸を斜め上に持ち上げるようにして、背中を軽く反らします。視線は少し上を向く程度で十分です。首を大きく後ろに倒す必要はありません。5回ほど、痛みの出ない範囲で行ってみてください。

あごを軽く引いて、頭の位置を戻す

背すじを伸ばして座り、あごを水平に後ろへ引くようにして、頭を肩の上に戻します。二重あごをつくるようなイメージです。首の後ろが少し伸びる感じがあれば十分です。デスクワークの合間に、数回ずつ行うのがおすすめです。

肩を下げて、首元を冷やさない

肩をいったんすくめてから、息を吐きながらストンと落とす動きを3回ほど繰り返します。外出時はマフラーやネックウォーマーで首元を冷やさないようにし、入浴時は湯船につかって首の後ろまで温めるとよいでしょう。

上を向く動作を減らす工夫をする

洗濯物を干す竿の高さを下げる、高い場所の物は踏み台を使って目線の高さで扱う、パソコンの画面を目の高さに合わせるなど、首を大きく反らさずに済む工夫も効果的です。

いずれのセルフケアも、痛みが強くなる場合や、腕や手にしびれが出る場合はすぐに中止してください。痛い首を強く揉んだり、勢いをつけて回したりするのは避けましょう。

それでも改善しない場合に考えたいこと

セルフケアを続けても上を向いたときの痛みが変わらない場合は、首だけでなく、背中や肩甲骨、呼吸、睡眠、ストレスの状態まで含めて見直す必要があるかもしれません。

ただし、次のような場合は整体より先に、整形外科などの医療機関を受診してください。

  • 上を向いたときに、腕や手にしびれや電気が走るような痛みがある
  • 腕や手に力が入りにくい、箸が使いにくい、ボタンがかけにくい
  • 歩くときにふらつく、足がもつれる
  • 転倒や交通事故など、けがのあとから痛む
  • 発熱を伴う、じっとしていても痛む、夜中に痛みで目が覚める
  • 2週間以上たっても変化がない、または悪化している

また、上を向いたときにめまいがする、目の前が暗くなる、ものが二重に見える、ろれつが回らない、手足に力が入らない、これまでにない激しい頭痛を伴うといった場合は、すぐに医療機関(必要に応じて救急)を受診してください。

首の骨の変形や椎間板の傷み、神経の圧迫、血管の問題などが隠れている可能性があります。自己判断でストレッチやマッサージを続けず、まずは確認を受けることが大切です。

上を向くたびに首の後ろが気になる。首を揉んでもすぐに戻ってしまう。そんな状態が続いているなら、首だけでなく体全体を見直すタイミングかもしれません。

小田原で同じようなご相談を多く受けています。

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整体でできること

RS鍼灸整体院では、痛みを感じている首の後ろだけでなく、頭の位置、背中や肩甲骨の動き、肩のすくみ、呼吸の深さ、目の使い方、眠りの状態、自律神経のバランスまで含めて体全体を確認していきます。

施術は、首をボキボキと鳴らすような強い矯正や、痛みを我慢するような強い揉みほぐしは行いません。痛みの少ないやさしい手技と鍼灸で、首や背中、肩まわりの緊張をゆるめ、体がリラックスモードに切り替わりやすい状態を目指します。国家資格を持つ施術者が、完全予約制の個室で一人ひとりの状態に合わせて対応します。整形外科に通院中の方も、その治療と並行してご相談いただけます。なお、痛みの感じ方や変化には個人差があり、すべての方の痛みがなくなることをお約束するものではありません。

朝起きると首が回らない状態を繰り返す方は「寝違えを繰り返すのは首こりのせい?|小田原の鍼灸整体院が解説」を、スマホやパソコンで頭が前に出る姿勢が続いている方は「スマホ首(ストレートネック)の頭痛が治らない理由|小田原の鍼灸整体院が解説」もあわせてご覧ください。

背中の硬さが気になる方は「肩甲骨の内側がこる・重い理由|小田原の鍼灸整体院が解説」を、首から肩にかけてのこりが揉んでも戻る方は「肩こりが揉んでも戻る本当の理由|小田原の鍼灸整体院が解説」も参考にしてください。首のこりから頭痛まで出ている方は「首こりが続くと頭痛になる理由と解消法」で、その仕組みを解説しています。

まとめ

上を向くと首が痛い・首の後ろが張るといった症状には、首のこりだけでなく、首の上のほうだけで反ってしまう動きのクセ、頭が前に出た姿勢、背中の硬さ、肩のすくみ、そして目の使いすぎや睡眠不足による自律神経の緊張が重なっていることがあると考えられます。

まずは腕や手のしびれ、めまいなど、医療機関を受診すべきサインがないかを確認したうえで、胸から反る練習、頭の位置を戻す、肩を下げて首元を冷やさないなど、できることから始めてみてください。

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアで、上を向いたときの首の痛みや首の後ろの張りにお悩みの方は、RS鍼灸整体院にご相談ください。

上を向いたときの首の痛みを「年のせい」「こりだから」と放っておくと、首を反らさないように動くクセがつき、肩や背中、頭痛にまで負担が広がっていくことがあります。洗濯物を干すたびに首が気になっているなら、一度体全体を見直してみませんか。

一人で抱えず、一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

鍼灸師・整体師 高田怜

小田原市で「RS鍼灸整体院」を運営。
これまでに頭痛や自律神経の不調に悩む方を多数施術。

特に、
「上を向くと首の後ろが詰まるように痛む」
「首を揉んでも、首の後ろの張りがすぐに戻る」

といった、首の痛みを頭の位置・背中の動き・呼吸・自律神経の視点から捉えるアプローチを得意としています。

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアからの来院も多く、
日常生活のクセや体の使い方まで含めて整えていく施術を行っています。

よくある質問

Q. 上を向くと首が痛いとき、整形外科と整体のどちらに行けばいいですか?

A. 上を向いたときに腕や手にしびれが走る、力が入りにくい、けがのあとから痛む、めまいを伴うといった場合は、まず整形外科などの医療機関を受診してください。検査で大きな異常がない、または通院と並行して姿勢や体の使い方を見直したいという場合に、整体を検討していただくのがおすすめです。

Q. 首を後ろに反らすストレッチをしてもいいですか?

A. 痛みがあるときに首を大きく後ろへ倒すストレッチは、首の後ろの詰まりを強めてしまうことがあるため、おすすめしません。首を反らすより、あごを軽く引いて頭の位置を戻す、胸から反る練習をするなど、首に負担をかけない方法から始めてください。

Q. 下を向くのは平気なのに、上を向くときだけ痛いのはなぜですか?

A. 頭が前に出た姿勢が続いていると、首の後ろの筋肉はふだんから縮んだ状態で踏ん張っています。そこからさらに上を向くと縮む余裕がなく、動きが首の上のほうに集中するため、上を向くときだけ詰まるような痛みが出やすいと考えられます。

Q. 痛みに弱いのですが、施術は痛くないですか?

A. 当院の施術は、首をボキボキと鳴らすような強い矯正や、強い揉みほぐしは行わず、痛みの少ないやさしい手技が中心です。鍼が苦手な方には、鍼を使わない整体のみの施術も可能ですので、お気軽にお伝えください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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