秋に抜け毛が増えるのはなぜ?頭皮と体のサイン|小田原の鍼灸院が解説

秋に抜け毛が増えるのはなぜ?頭皮と体のサイン|小田原の鍼灸院が解説

9月の終わりごろから、シャンプーのあとに排水口にたまる抜け毛の量が多くなった気がする。朝、枕カバーに残る髪の本数が気になる。ドライヤーをかけたあと、洗面台に落ちている髪を拾うのが毎日の習慣になってしまった。そんな変化に、この季節になると気づく方は少なくありません。

「秋は抜け毛が増える」という話を聞いたことがある方も多いと思います。実際、季節によって抜け毛の量に波があることは知られています。ただ、毎年のことだと思って様子を見ているうちに、冬になっても落ち着かない、髪のボリュームが前の年より減った気がする、という方もいます。

この記事では、頭皮鍼(育毛鍼)を行っている小田原の鍼灸師が、秋に抜け毛が目立ちやすい理由と、季節のせいだけにしないほうがよい体のサイン、そして皮膚科やAGA治療を優先したほうがよい目安をお伝えします。

秋になって抜け毛が気になり始めた方へ

まずは、次の項目にいくつ当てはまるか確認してみてください。

髪と頭皮のチェック

  • 9月〜10月に入ってから、排水口や枕の抜け毛が明らかに増えた
  • 夏の間、帽子をかぶらずに屋外で過ごす時間が長かった(ゴルフ、釣り、草むしり、子どもの部活の応援など)
  • 夏は1日に2回以上シャンプーをしていた、または汗をかいたまま寝てしまう日があった
  • 頭皮を指で動かそうとしても、ほとんど動かない
  • 去年の同じ時期より、髪のセットが決まりにくい

体のチェック

  • 夏の間、冷房の効いた室内と暑い屋外を1日に何度も行き来していた
  • 夏バテで食欲が落ち、麺類やアイスなどで食事を済ませる日が週3日以上あった
  • 朝晩が冷え込み始めてから、首や肩の張りが強くなった
  • 寝つきが悪い、または夜中に目が覚める日が週に2日以上ある
  • 仕事が忙しい時期で、休日も疲れが抜けきらない

髪と頭皮のチェックに当てはまる方は、夏の間に頭皮が受けた負担が今になって表に出ている可能性があります。体のチェックに当てはまる項目が多い方は、季節の変わり目の体の疲れや緊張が、頭皮のコンディションにも影響しているかもしれません。

なお、このチェックは医療上の診断ではありません。ご自身の状態を整理するための目安としてお使いください。

「秋だから仕方ない」だけで片づけないほうがいい理由

髪には、伸びる時期、成長が止まる時期、抜け落ちる時期をくり返す「ヘアサイクル」があります。健康な方でも1日に50〜100本程度の髪は自然に抜けるといわれており、秋はその量が一時的に増えやすい季節とされています。そのため、秋に抜け毛が増えること自体は、必ずしも異常ではありません。

ただし、「季節のせいだから大丈夫」と決めつけてしまうと、見落としてしまうものもあります。たとえば、もともと少しずつ進んでいたAGA(男性型脱毛症)の変化に、秋の抜け毛が重なって気づくケースです。また、季節の変わり目の疲れや睡眠不足、首肩のこわばりが続いていると、頭皮のコンディションが整いにくい状態が冬まで長引くこともあります。

大切なのは、一時的な季節の抜け毛なのか、それとも別の要因が隠れているのかを見分けることです。そして、体の側から整えられることがあるなら、早めに手をつけておくことです。

秋に抜け毛が目立ちやすい背景

秋の抜け毛には、いくつかの要因が重なっていると考えられています。

夏の負担が、少し遅れて表に出る

髪は成長が止まってから実際に抜け落ちるまでに、数か月ほどかかるといわれています。そのため、夏の強い紫外線や汗、冷房による乾燥などで頭皮が負担を受けると、その影響が2〜3か月遅れて、ちょうど秋ごろに抜け毛として目立つことがあります。「夏は何ともなかったのに、涼しくなってから急に増えた」と感じるのはこのためです。

夏バテによる栄養の偏り

髪の材料になるのは、たんぱく質や鉄・亜鉛などの栄養です。暑さで食欲が落ち、そうめんや冷たい飲み物ばかりで過ごす日が続くと、髪をつくるための材料が不足しがちになります。こうした食生活の影響も、時間差で髪の状態に現れることがあります。

気温差で体が緊張モードになる

秋は、日中は暖かいのに朝晩は冷え込むなど、1日の中の気温差が大きくなる季節です。体は気温の変化に合わせて体温を保とうとするため、気温差が大きい日が続くと、それだけで疲れやすくなります。体が緊張モードに傾くと、手足や頭の表面の血管が縮みやすくなり、頭皮が冷えたり、こわばったりしやすくなると考えられています。

季節の「毛変わり」の名残

動物が季節によって毛が生え替わるように、人にも季節によって抜け毛の量に波がある傾向が知られています。こうした季節の波そのものは、誰にでも起こりうる自然な変化です。ただ、ほかの要因が重なると、その波が大きく感じられることがあります。

毎朝の抜け毛を数えては気持ちが沈む。そんな状態が続くと、それ自体が体の緊張につながってしまいます。一度、今の頭皮と体の状態を整理してみませんか。

小田原で同じようなご相談を多く受けています。当院の育毛鍼の考え方は育毛鍼のページでもご紹介しています。

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秋の抜け毛が長引く人に共通する体の状態

秋の抜け毛は、多くの場合、冬に向けて少しずつ落ち着いていくといわれています。一方で、頭皮のご相談に来られる方の体を見ていると、抜け毛が気になる期間が長引きやすい方にはいくつか共通する傾向があります。

朝晩の冷え込みで、首と肩がすくんでいる

寒さを感じると、人は無意識に肩をすくめ、首を縮めるような姿勢になります。この状態が続くと首の後ろから後頭部にかけての筋肉が硬くなり、頭皮も動きにくくなります。揉んでもすぐに戻ってしまう首肩の張りについては、肩こりが揉んでも戻る本当の理由でも詳しく解説しています。

夏の疲れを抱えたまま、秋の忙しさに入っている

夏の暑さで体力を消耗したまま、秋の行事や仕事の繁忙期に入ると、体はなかなか休まるモードに切り替わりません。季節の変わり目の体調の崩れについては、【11月の体調不良に注意】寒暖差・乾燥・自律神経の乱れを整えるポイントでもご紹介しています。

日が短くなって、眠りのリズムが乱れている

秋は日照時間が短くなり、朝起きるのがつらくなったり、夜なかなか寝つけなくなったりする方が増えます。眠りが浅い日が続くと、体は緊張モードのまま過ごす時間が長くなります。睡眠の質が気になる方は、睡眠の質が上がらないのは自律神経のせいかもしれませんもあわせてご覧ください。

夏の髪型や頭皮ケアの習慣を、秋も続けている

汗が気になって夏に始めた1日2回のシャンプーや、洗浄力の強いシャンプーを涼しくなってからも続けていると、頭皮が乾燥しやすくなります。女性の場合は、夏の間のまとめ髪で同じ分け目を引っぱり続けていたり、紫外線で傷んだ髪をヘアアイロンで毎朝整えていたりすると、頭皮や髪への負担が重なりやすくなります。

【小田原・西湘】秋から冬にかけての暮らしと頭皮

小田原・西湘エリアは海と山が近く、夏は海辺のレジャーや釣り、ゴルフ、畑仕事など、屋外で強い日差しを浴びる機会が多い地域です。帽子をかぶらずに過ごした夏の紫外線の影響が、秋になって頭皮の乾燥やつっぱりとして現れることもあります。

また、秋が深まると、箱根の山沿いや開成・南足柄方面では朝晩の冷え込みが一段と強くなります。東京方面へ早朝から長距離通勤をしている方は、冷えた駅のホームと暖房の効いた車内を行き来することになり、首をすくめたままスマホを見続ける時間も長くなりがちです。

当院は小田原駅東口から徒歩5分の場所にあり、完全予約制の個室で施術を行っています。待合室でほかの方と顔を合わせることが少ないため、髪の相談を人に知られたくない方にも安心してお越しいただけます。二宮・湯河原方面からも、開成・南足柄方面からも、お仕事帰りに立ち寄りやすい立地です。

今日からできるセルフケア

シャンプーは1日1回、ぬるめのお湯で

涼しくなったら、シャンプーは1日1回に戻しましょう。熱すぎるお湯は頭皮の乾燥につながりやすいため、38度前後のぬるめのお湯で、指の腹を使ってやさしく洗います。すすぎ残しがないよう、洗う時間よりもすすぐ時間を長めにとるのがポイントです。

指の腹で頭皮を「動かす」

両手の指の腹を頭に当て、爪を立てずに、頭皮を骨の上でゆっくり前後・左右に動かします。こするのではなく「動かす」のがポイントです。おでこの生え際、こめかみ、耳の上、後頭部と場所を変えて、1か所10秒ほどを目安に行いましょう。お風呂上がりの体が温まっているときがおすすめです。

首元を冷やさない

朝晩の冷え込みが強い日は、薄手のストールやネックウォーマーで首元を温めるだけでも、首や肩がすくみにくくなります。首の後ろが温まると、後頭部の頭皮のこわばりもやわらぎやすくなります。

食事でたんぱく質を取り戻す

夏に偏りがちだった食事を見直し、肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質を毎食少しずつとることを意識しましょう。秋は旬の食材も豊富な季節です。サプリメントを使う場合は、持病や服用中の薬との関係も含めて医師や薬剤師に相談すると安心です。

抜け毛を毎日数えない

抜け毛の本数を毎日数えていると、それ自体が気持ちの負担になり、体の緊張につながることがあります。気になる場合は、毎日数えるのではなく、2週間に1回、同じ条件(シャンプー後の排水口など)で様子を見るくらいにとどめましょう。

皮膚科・AGA治療を優先したいサイン

次のような場合は、季節のせいと決めつけず、鍼灸よりも先に皮膚科などの医療機関を受診してください。

  • 短い期間で急に抜け毛が増えた、または冬になっても抜け毛が落ち着かない
  • 円形に髪が抜けている部分がある(円形脱毛症は医療機関での治療が優先です)
  • 頭皮にかゆみや赤み、痛み、ただれがある
  • フケが強く、なかなか治まらない
  • だるさ、体重の急な変化、動悸、月経の乱れなど、ほかの体調不良を伴う
  • 高い熱が出たあとや、新しく飲み始めた薬のあとから抜け毛が増えた

甲状腺の病気や貧血、皮膚の病気などが隠れていることもあるため、自己判断は禁物です。また、生え際や頭頂部の薄毛が年々少しずつ進んでいる男性は、季節の抜け毛とは別に、AGAの可能性について皮膚科やAGAクリニックで相談してみることをおすすめします。治療を受けている方は主治医の方針を優先し、そのうえで当院を体のケアとしてご利用ください。

当院の育毛鍼でできること

RS鍼灸整体院の育毛鍼は、頭皮だけを切り取って見るのではなく、首・肩のこわばり、目の疲れ、睡眠や生活習慣まで含めて体の状態を確認するところから始めます。季節の変わり目の疲れや冷えで、体が緊張モードから抜けにくくなっている方にも、体全体の状態を見ながら施術を行います。

  • 丁寧な問診:抜け毛が気になり始めた時期、夏の過ごし方、生活リズム、通院中の医療機関や服用中の薬を伺います
  • 頭皮と体のチェック:頭皮の硬さや動き、首・肩・顎まわりの緊張を確認します
  • 頭皮鍼と全身の調整:細い鍼で頭皮と首肩まわりにやさしく刺激を入れ、頭皮の環境と体のコンディションを整えることを目指します。強い刺激や痛みの強い施術は行いません
  • セルフケアのご提案:季節に合わせて、ご自宅で続けやすいケアを一緒に考えます

頭皮の状態の変化は短い期間では分かりにくく、感じ方にも個人差があります。結果を約束するものではありませんが、医療と並行して体の側からもできることをしたいという方に向いている施術です。施術は国家資格を持つ鍼灸師が担当し、いきなり回数券などの契約をおすすめすることはありません。詳しくは育毛鍼のページをご覧ください。

「いきなり施術を受けるのは不安」という方は、LINEで受け取れる無料の頭皮セルフチェックから始めていただくこともできます。予約は必須ではありません。

鍼灸にできること・できないことについては、育毛鍼とは?薄毛に鍼灸ができること・できないこと|小田原の鍼灸院が解説で詳しくまとめています。

まとめ

秋に抜け毛が増えるのは、夏の紫外線や汗、夏バテによる栄養の偏りの影響が時間差で現れることや、季節の変わり目の気温差で体が緊張しやすくなることなど、いくつかの要因が重なっているためと考えられています。季節による一時的な抜け毛であれば、冬に向けて落ち着いていくことも多いものです。

一方で、「秋だから仕方ない」と決めつけてしまうと、ほかの要因を見落とすこともあります。冬になっても抜け毛が落ち着かない、円形に抜けている、頭皮に赤みやかゆみがある、といった場合はまず皮膚科へ。そのうえで、首肩のこわばりや冷え、眠りの浅さなど体の側から見直したい方は、鍼灸という選択肢も検討してみてください。

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアで、秋の抜け毛や頭皮の硬さが気になっている方は、RS鍼灸整体院にご相談ください。

「毎年のことだから」と様子を見ているうちに、冬が過ぎ、気になる気持ちだけが大きくなっていくこともあります。季節の変わり目は、頭皮と体の状態を見直すよいきっかけです。

一人で抱えず、一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

鍼灸師・整体師 高田怜

小田原市で「RS鍼灸整体院」を運営。頭皮鍼(育毛鍼)も行う鍼灸師。
これまでに頭痛や自律神経の不調に悩む方を多数施術。

特に、
「季節の変わり目に抜け毛が増える」
「頭皮が硬く、首肩もこわばっている」

といった髪や頭皮のお悩みに対し、首肩のこわばりや冷え、睡眠など体全体の状態から捉えるアプローチを得意としています。

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアからの来院も多く、
日常生活のクセや体の使い方まで含めて整えていく施術を行っています。

よくある質問

Q. 秋の抜け毛はいつごろまで続きますか?

A. 季節による一時的な抜け毛であれば、冬に向けて少しずつ落ち着いていくことが多いといわれています。ただし個人差があり、12月を過ぎても抜け毛が落ち着かない場合や、髪のボリュームが目に見えて減ってきた場合は、季節以外の要因も考えられるため、皮膚科で相談することをおすすめします。

Q. 秋の抜け毛でも鍼灸を受けたほうがよいですか?

A. 季節の抜け毛は自然な変化であることも多いため、必ず施術が必要というわけではありません。首肩のこわばりや冷え、眠りの浅さなど体の不調も一緒に感じている方や、頭皮の硬さが気になる方は、体のケアとして検討していただければと思います。

Q. 女性の秋の抜け毛も相談できますか?

A. はい。夏のまとめ髪で分け目が目立つようになった、ヘアアイロンや白髪染めによる頭皮の負担が気になる、産後の抜け毛と季節が重なって不安、といった女性の方からのご相談にも対応しています。

Q. AGAの治療中でも受けられますか?

A. 受けていただけます。当院は医療を否定する立場ではなく、治療中の方は主治医の方針を優先したうえで、体のコンディションづくりとして併用していただく形をおすすめしています。服用中の薬は問診でお知らせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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