寝違えを繰り返すのは首こりのせい?|小田原の鍼灸整体院が解説
寝違えを繰り返すのは首こりのせい?|小田原の鍼灸整体院が解説
朝、目が覚めて起き上がろうとした瞬間、首にズキッと痛みが走る。振り向こうとしても首が回らず、体ごと向きを変えるしかない。数日たてば自然に楽になるものの、しばらくするとまた同じことが起こる。そんな寝違えを、年に何度も繰り返していないでしょうか。
寝違えは「寝相が悪かった」「枕が合わなかった」と片づけられがちです。けれども何度も繰り返す場合は、寝ている間の姿勢だけでなく、日中から首や肩まわりの筋肉がこわばったまま抜けていない状態が土台にあることが多いと考えられます。
この記事では、寝違えを繰り返してしまう理由と、繰り返さないために見直したい体の状態について、小田原・開成・南足柄エリアの鍼灸整体師が解説します。
また寝違えた…年に何度も首が回らなくなる方へ
次のような状態に心当たりはないでしょうか。
- 年に2回以上、朝起きると首が回らなくなる
- 寝違えるのは、だいたいいつも同じ側の首
- 枕を何度も買い替えたが、寝違えが減らない
- 忙しい時期や、疲れがたまっているときに起こりやすい
- 普段から首や肩がこっていて、上を向くと首の後ろがつまる感じがある
- 寝違えが治ったあとも、首の動きに左右差が残っている
いくつか当てはまる場合、寝違えは「その夜だけの出来事」ではなく、日ごろの首や肩の状態が関わっている可能性があります。
「枕が合わないから」だけでは繰り返す理由が説明できない
寝違えは、医学的には睡眠中の不自然な姿勢などによって首まわりの筋肉や関節に負担がかかり、炎症やこわばりが起こった状態と考えられています。多くは数日〜1週間ほどで自然に落ち着くとされています。
確かに、枕の高さや寝る姿勢は寝違えのきっかけになります。ただ、同じ枕で同じように寝ていても、寝違える日とそうでない日があります。また、家族が同じ寝具を使っていても、寝違えを繰り返すのは一部の人だけということもよくあります。
つまり、寝違えには「寝る前の時点で、首まわりの筋肉がすでにこわばっていたかどうか」という下地が関わっていると考えられます。首や肩がゆるんだ状態なら少々無理な姿勢でも負担を逃がせますが、こわばったままだと、寝ている間のわずかな負担でも痛みにつながりやすくなるのです。
寝違えを繰り返す本当の原因
寝違えを繰り返す方のお話を伺うと、次のような要素が重なっていることが多いと感じます。
日中の首こりが抜けないまま眠っている
パソコンやスマホを見る時間が長いと、頭が前に出た姿勢が続き、首の後ろから肩にかけての筋肉(肩甲挙筋や僧帽筋など)が長時間がんばり続けます。そのこわばりが夜まで残ったまま眠ると、寝返りや枕の当たり方といった小さなきっかけで、筋肉が耐えきれずに痛みが出やすくなると考えられます。スマホやデスクワークによる首への負担については、スマホ首(ストレートネック)の頭痛が治らない理由でも詳しく解説しています。
寝返りが少なく、同じ姿勢で固まっている
本来、人は眠っている間に何度も寝返りを打ち、同じ場所に負担が集中しないように体を休ませています。ところが体がこわばっていたり、疲れが強すぎたりすると寝返りが減り、首が一方向にねじれた姿勢のまま長時間過ごすことになります。寝違えがいつも同じ側に起こる方は、日中の姿勢のクセと寝る向きのクセが重なっていることがあります。
肩甲骨や背中が固まり、首だけで動いている
振り向く・見上げるといった動きは、本来、首だけでなく背中(胸のあたりの背骨)や肩甲骨も一緒に動いて分担しています。背中が丸まって固まっていると、その分を首が代わりに動くことになり、首の筋肉が常に働きすぎの状態になります。肩甲骨まわりの重さについては肩甲骨の内側がこる・重い理由もあわせてご覧ください。
体が緊張モードのまま眠っている
仕事の締め切りや家庭の忙しさが続くと、体は緊張モード(交感神経が優位な状態)から切り替わりにくくなります。この状態では、横になっても首や肩の筋肉の力が抜けきらず、眠りも浅くなりがちです。「忙しい時期に限って寝違える」という方は、体の緊張が夜まで続いているサインかもしれません。
冷えで首まわりの血流が落ちている
秋から冬にかけては、寝ている間に首や肩が布団から出て冷えやすくなります。冷えると筋肉はこわばりやすくなり、朝方の気温が下がる時間帯に寝違えが起こりやすいともいわれています。
寝違えを繰り返す人に共通する体の状態
寝違えを繰り返してご相談に来られる方を見ていると、次のような状態が重なっていることがよくあります。
- 立った姿勢で、耳の位置が肩より前に出ている
- 首を左右に回したとき、回りやすさに差がある
- 肩が内側に巻き込み、胸の前が縮こまっている
- 呼吸が浅く、息を吸うときに肩が上がる
- 歯を食いしばるクセがあり、顎まわりも張っている
- 寝つきはよいのに、朝起きても疲れが抜けていない
首そのものが弱いというより、背中・肩甲骨・胸の前が動きにくく、その分を首がかばって働き続けている状態と考えると、わかりやすいかもしれません。こうした首肩のこわばりは、揉むだけではすぐに戻ってしまうことも多く、その理由は肩こりが揉んでも戻る本当の理由で解説しています。
【小田原・開成・南足柄】この地域で相談が多い場面
小田原・開成・南足柄エリアの方からは、次のような場面のあとに寝違えたというお話をよく伺います。
- 東京方面への長距離通勤で、電車の中でうつむいてスマホを見たり、座ったまま首を傾けて眠ったりしている
- 車移動が中心で、運転中に肩に力が入ったまま長時間過ごしている
- ソファでうたた寝をして、首が肘掛けに寄りかかったまま眠ってしまった
- 小さな子どもと添い寝をして、狭いスペースで体をひねったまま眠っている
- 秋口に朝晩の冷え込みが急に強くなり、首元が冷えたまま眠っていた
特にこれからの季節は、気温の変化で体がこわばりやすく、年末に向けて忙しさも増していきます。首の疲れをため込んだまま眠る日が続かないよう、意識してみてください。
今日からできるセルフケア
ここで紹介するのは、寝違えを繰り返さないための日ごろのケアです。寝違えて強く痛む直後は、首を無理に動かしたり、強く揉んだりしないでください。痛みの強い時期は安静を優先し、痛みが落ち着いてから少しずつ行いましょう。
胸の前を開いて、首の負担を減らす
壁の横に立ち、肘を肩の高さで壁につけて、体をゆっくり反対側に向けます。胸の前が軽く伸びるところで20〜30秒保ちます。胸が開くと頭が前に出にくくなり、首の後ろの筋肉が休みやすくなります。
肩甲骨をゆっくり回す
両手を肩に添え、肘で大きな円を描くように、前から後ろへ5回ほどゆっくり回します。首ではなく、背中から動かす意識で行うのがポイントです。
寝る前に首元を温める
入浴で首までしっかり温まるか、蒸しタオルを首の後ろに数分当てるのもおすすめです。寝るときは首元が冷えないよう、タオルを軽く巻いたり、肩まで布団を掛けたりしておきましょう。
横になったら、ゆっくり息を吐く
仰向けになり、お腹に手を当てて、口からゆっくり長く息を吐きます。5回ほど繰り返すだけでも、首や肩に入ったままの力が抜けやすくなります。
枕は「首のすき間を埋める高さ」を目安に
仰向けで寝たとき、首と枕のあいだにすき間ができず、顔がやや下向き(あごが軽く引ける程度)になる高さがひとつの目安です。横向きで寝ることが多い方は、肩幅を考えて少し高めのほうが首がねじれにくくなります。
それでも改善しない場合に考えたいこと
寝違えの多くは数日で落ち着くとされていますが、なかには別の病気が隠れていることもあります。次のような場合は、整体よりも先に整形外科などの医療機関を受診してください。
- 腕や手にしびれがある、腕に力が入りにくい
- 痛みが1週間以上ほとんど変わらない、または悪化している
- 発熱を伴う、安静にしていても強く痛む
- 転倒や交通事故など、外傷のあとから痛みが出た
- 首の痛みと同時に、激しい頭痛やめまい、ろれつが回らない、手足に力が入らないなどの症状がある(この場合はすぐに救急を受診してください)
- 寝違えのような痛みを、短い間隔で何度も繰り返している
頻繁に繰り返す首の痛みには、頚椎椎間板ヘルニアなど首の骨や神経の問題が関わっていることもあるため、一度は医療機関で確認してもらうと安心です。そのうえで、検査で大きな問題がないと言われたのに寝違えを繰り返す場合は、日ごろの首や肩のこわばり、体の緊張状態を見直すことで、繰り返しにくくなる余地があるかもしれません。
「またいつ首が回らなくなるかわからない」。そんな不安を抱えたまま、枕を替えたりストレッチを試したりしている方は少なくありません。
小田原で同じようなご相談を多く受けています。
まずはお気軽にご相談ください。
整体でできること
RS鍼灸整体院では、痛む首だけを見るのではなく、首に負担が集まってしまう体全体の状態を確認しながら施術を行います。
- 首の回りやすさの左右差や、背中・肩甲骨・胸の前の動きを確認し、首がかばっている部分を探す
- デスクワークや運転、寝る向きなど、日ごろの姿勢のクセを一緒に確認する
- 緊張モードが続いてこわばりやすい体を、力が抜けやすい状態へ整える
- ご自宅でできるケアや、枕・寝る姿勢の見直し方を具体的にお伝えする
寝違えた直後の強い痛みがある時期は、首を無理に動かさず、痛みの出ない範囲で背中や肩まわりから負担を減らすことを優先します。施術は首をボキボキと鳴らすような矯正は行わず、痛みの少ないやさしい手技が中心です。国家資格を持つ鍼灸師・整体師が、完全予約制の個室で施術を行います。
まとめ
寝違えを繰り返すのは、寝相や枕だけが原因とは限りません。日中の首こりが抜けないまま眠っていること、寝返りが少なく同じ姿勢で固まっていること、背中や肩甲骨が動かず首だけで動いていること、そして体が緊張モードのまま眠っていることが重なり、首に負担が集まっていると考えられます。
寝違えた日だけ対処するのではなく、寝違える前の日ごろの首や肩の状態を見直すことが、繰り返さないための近道になるかもしれません。
首のこわばりが頭の重さや痛みにつながっている方は、首こりが続くと頭痛になる理由と解消法もあわせてご覧ください。
小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアで、寝違えを繰り返している方、首や肩のこわばりにお悩みの方は、RS鍼灸整体院にご相談ください。
寝違えを「数日で治るから」と繰り返しているうちに、首のこわばりが当たり前になってしまうことがあります。痛みが引いている今こそ、首に負担が集まる体の状態を見直してみませんか。
一人で抱えず、一度ご相談ください。
この記事を書いた人
鍼灸師・整体師 高田怜
小田原市で「RS鍼灸整体院」を運営。
これまでに頭痛や自律神経の不調に悩む方を多数施術。
特に、
「何度も寝違えて首が回らなくなる」
「首や肩のこわばりが抜けない」
といった、首まわりの不調を姿勢のクセや体の緊張状態から捉えるアプローチを得意としています。
小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアからの来院も多く、
日常生活のクセや体の使い方まで含めて整えていく施術を行っています。
よくある質問
Q. 寝違えた当日でも施術を受けられますか?
A. 受けていただけます。痛みの強い時期は首を無理に動かさず、背中や肩まわりなど痛みの出ない部分から負担を減らす施術を行います。ただし、腕のしびれや発熱を伴う場合、外傷のあとから痛む場合は、先に医療機関を受診してください。
Q. 寝違えたときは温めるのと冷やすの、どちらがよいですか?
A. 痛み始めて間もない時期で、熱っぽさや強い痛みがある場合は、無理に温めず安静を優先しましょう。痛みが落ち着いてきたら、入浴などで温めて血流を促すと楽になりやすいといわれています。判断に迷う場合はご相談ください。
Q. 枕を替えれば寝違えは防げますか?
A. 枕が合っていないことが寝違えのきっかけになる場合はあります。ただ、日中から首や肩がこわばっていると、枕を替えても繰り返すことがあります。枕の見直しとあわせて、日ごろの首まわりの状態を整えることをおすすめします。
Q. 施術は痛くないですか?
A. 当院の施術は、ボキボキと音を鳴らすような強い矯正や、強い揉みほぐしは行わず、痛みの少ないやさしい手技が中心です。鍼が苦手な方には、鍼を使わない整体のみの施術も可能ですので、お気軽にお伝えください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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