整形外科で「異常なし」の腰痛が続く理由|小田原の鍼灸整体院が解説

整形外科で「異常なし」の腰痛が続く理由|小田原の鍼灸整体院が解説

整形外科でレントゲン・MRIを撮っても「異常なし」「年齢的なものですね」と言われたのに、腰の痛みだけは変わらず続いている。そんな経験はありませんか。

湿布や痛み止めをもらって様子を見ても、数日経てばまた同じ場所が痛む。原因が分からないまま「気のせいかもしれない」「そういう体質なのかもしれない」と自分を納得させている方は、実は少なくありません。

この記事では、検査で「異常なし」と言われる腰痛の背景にある「機能的な問題」と、小田原・開成・南足柄エリアで実践できる考え方を鍼灸整体師が解説します。

「異常なし」なのに腰が痛い、そのあるある

朝、布団から起き上がる瞬間に腰が重い。長く座っていると腰が張ってきて、立ち上がるときに一瞬「痛っ」となる。荷物を持つ、洗い物をする、子どもを抱っこする、そんな何気ない動作のたびに腰に違和感が走る。

整形外科を受診してレントゲンを撮ってもらっても「骨に異常はないですね」。MRIまで撮って「軽い変形はありますが、痛みの原因とは言えません」。処方されるのは湿布と痛み止め、あるいは「様子を見ましょう」という一言だけ。

結局、痛みの正体が分からないまま、痛み止めでごまかしながら日常を過ごしている方が、当院にも多く来院されます。

「骨や神経に異常がない=気のせい」ではない

「検査で異常がない」と聞くと、「気のせいなのか」「大げさに痛がっているだけなのか」と不安になる方もいますが、それは誤解です。

腰痛の多くは、骨折や椎間板ヘルニア、腫瘍や感染症のような、レントゲン・MRIで「はっきり映る」異常が原因ではないとされています。むしろ画像検査で明確な原因が特定できない腰痛のほうが一般的で、これは医学的にもよく知られていることです。

つまり「異常なし」という結果は、「危険な病気ではない」ことが確認できたという意味であり、痛みそのものが存在しないという意味ではありません。ここを混同してしまうと、原因探しの方向がずれてしまいます。

検査に映らない腰痛、本当の原因

骨や神経に大きな損傷がないのに腰が痛む場合、背景にあることが多いのが「機能的な問題」です。これは骨格そのものの異常ではなく、筋肉の使い方や姿勢のクセ、体の柔軟性の低下といった「動きのクセ」による負担の蓄積を指します。

デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている、片側に重心をかけるクセがある、股関節や背中の柔軟性が落ちている。こうした状態が続くと、腰まわりの特定の筋肉だけに負担が集中し、慢性的な緊張やこわばりが生まれます。これは画像検査には映りません。

さらに見落とされがちなのが、自律神経の関わりです。ストレスや緊張状態が続くと、体は無意識に防御反応として筋肉をこわばらせます。これは本来、体を守るための反応ですが、緊張状態が長引くと腰まわりの筋肉が常に力んだ状態になり、慢性的な腰痛につながることがあります。「ストレスで頭痛が起きる人と起きない人の違い」でも触れていますが、同じ自律神経のクセが、頭痛だけでなく腰痛としても表れることがあるのです。

「異常なし」の腰痛に共通する体の状態

検査で異常が出ない腰痛の方を実際に施術していると、いくつか共通する体の状態が見えてきます。

股関節まわりの筋肉が硬く、骨盤が本来の可動域で動いていない。呼吸が浅く、体幹まわりの筋肉がうまく使えていない。片側の肩や首にも慢性的なこりがあり、体全体のバランスが崩れている。こうした状態が重なると、腰だけを揉んだり伸ばしたりしても、その場は楽になっても数日でまた戻ってしまいます。

腰痛は「腰だけの問題」として現れているようで、実際には股関節・骨盤・背中・自律神経まで含めた、体全体のバランスの崩れが最終的に腰というポイントに集中して出てきている、というケースが少なくありません。

【小田原・開成・南足柄】この地域で腰痛が多い理由

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアにお住まいの方からも、腰痛のご相談を多くいただきます。

デスクワークや車移動が中心で座っている時間が長い方、家事や育児で中腰の姿勢が多い方、畑仕事や立ち仕事で同じ姿勢を続ける方など、生活スタイルはさまざまですが、共通しているのは「同じ姿勢・同じ動きの繰り返しが続いている」という点です。

特別なケガの記憶がないのに腰痛が続いている場合、日々の生活動作の積み重ねが原因になっていることが多く、地域や仕事の特性に合わせたセルフケアの見直しが有効なことがあります。

今日からできるセルフケア

まず試していただきたいのが、長時間同じ姿勢を続けないことです。デスクワークであれば1時間に1回、椅子から立ち上がって軽く体を伸ばすだけでも、腰まわりの筋肉が固まりにくくなります。

股関節まわりのストレッチも有効とされています。椅子に座った状態で片方の足首をもう片方の膝に乗せ、上体を軽く前に倒すと、お尻から股関節にかけてのつっぱりを感じる方が多いはずです。左右それぞれ、無理のない範囲でゆっくり伸ばしてみてください。

加えて、深い呼吸を意識することもおすすめです。浅い呼吸が続くと体幹まわりの筋肉がうまく働かず、腰への負担が増えやすくなります。仕事の合間に、鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくり吐き出す呼吸を数回行うだけでも、体の緊張がゆるみやすくなります。

セルフケアを試しても腰の重さが取れない、という方は珍しくありません。

小田原で同じようなご相談を多く受けています。

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それでも改善しない場合に考えたいこと

セルフケアを続けても腰の重さや痛みが変わらない場合、股関節や骨盤、体幹の使い方といった「動きのクセ」自体が固定化してしまっている可能性があります。自分ひとりでストレッチを続けているだけでは、クセの根本まで変えるのは難しいことも少なくありません。

また、痛みが強くなっている、片足にしびれが広がっている、じっとしていても痛む、発熱を伴う、といった場合は、機能的な問題だけでなく別の原因が隠れている可能性があります。このようなときは自己判断でセルフケアを続けず、早めに整形外科を受診してください。

整体でできること

当院では、腰そのものだけでなく、股関節・骨盤・背中・呼吸の使い方まで含めて全身の状態を確認したうえで施術を行っています。腰まわりの筋肉の緊張だけでなく、その緊張を生み出している体の使い方のクセや、自律神経の状態にも目を向けるのが特徴です。

強い力でボキボキと矯正するような施術は行わず、痛みの少ないソフトな刺激で筋肉の緊張をゆるめていきます。「これくらいの力で本当に変わるのか」と驚かれる方も多いのですが、強い刺激を苦手とする方や、これまで施術で痛い思いをした経験がある方にも安心して受けていただけます。

膝の痛みについて解説した「変形性膝関節症と言われたら」でも触れていますが、体の一部だけを見て対処するのではなく、全身のつながりの中で負担のかかり方を見直すことが、長引く不調と向き合ううえで大切だと考えています。肩こりについての「肩こりが揉んでも戻る本当の理由」も、同じ考え方に基づいています。

まとめ

整形外科で「異常なし」と言われる腰痛の多くは、骨や神経の重大な損傷ではなく、筋肉の使い方や姿勢のクセ、そして自律神経の緊張といった、画像には映らない「機能的な問題」が背景にあります。

「検査で異常がないのに痛みが続く」という状態は、決して珍しいことでも気のせいでもありません。痛み止めでごまかしながら過ごすのではなく、体全体のバランスや日々の動きのクセに目を向けてみることが、腰痛と向き合う一つの手がかりになります。

「異常なし」と言われても腰の痛みが続いているなら、それは体からの何らかのサインかもしれません。

一人で抱えず、一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

鍼灸師・整体師 高田怜

小田原市で「RS鍼灸整体院」を運営。
これまでに頭痛や自律神経の不調に悩む方を多数施術。

特に、
「病院の検査で異常がないのに腰の痛みが続く」
「季節の変わり目や忙しい時期に腰が重だるくなる」

といった、検査には映らない腰の不調へのアプローチを得意としています。

小田原・開成・南足柄・二宮・湯河原エリアからの来院も多く、
日常生活のクセや体の使い方まで含めて整えていく施術を行っています。

よくある質問

Q. 整形外科と整体、どちらに先に行くべきですか?

A. しびれの広がりや発熱、じっとしていても強く痛むといった症状がある場合は、まず整形外科での検査をおすすめします。検査で「異常なし」と言われた後、それでも痛みが続く場合に、筋肉の使い方や体のバランスを見直す選択肢として整体をご検討いただければと思います。

Q. どれくらい通えば楽になりますか?

A. 体の状態や生活習慣によって個人差があります。長年かけてできあがったクセを整えるには、ある程度の期間が必要になることが多いです。まずは施術を受けていただき、体の変化を一緒に確認しながら進めていきます。

Q. 強い刺激が苦手なのですが大丈夫ですか?

A. 当院はボキボキと鳴らすような強い矯正は行っていません。痛みの少ないソフトな施術を基本としていますので、刺激が苦手な方や、これまで施術で痛い思いをした経験がある方も安心してご相談ください。

Q. 妊娠中でも施術は受けられますか?

A. 妊娠中の腰痛にも対応しています。時期や体調に合わせて施術内容を調整しますので、ご予約の際にその旨をお伝えください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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