【更年期】知らないうちに始まっているかもしれませんよ?
こんにちは、小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「最近、なんだか自分じゃないみたい…」
イライラしたり、妙に涙もろくなったり、理由のわからない不調が続いたり。
忙しいわけでもないのに疲れが取れない。
体なのか、心なのか──とにかく“説明できない不調”に戸惑うことが増えてきた。
もしあなたが今そんな感覚を抱えているなら、それは気のせいでも弱さでもありません。
多くの女性が人生のどこかで経験する、“ホルモンの揺らぎによるサイン”かもしれません。
この記事では、
・更年期に起こる体と心の変化
・「みんな同じじゃない」という個人差のリアル
・整体がどんなサポートができるのか
・今日からできる体と心のセルフケア
これらを、できるだけあなたの生活に寄り添いながらお話しします。
「誰にも言えないけど、実はつらい」
そんな気持ちが少しでも軽くなるように
そして、あなたの毎日が前より少しでも生きやすくなりますように。
1. 「更年期は突然来るものだと思っていた」—多くの女性がつまずく誤解
2. 更年期は45〜55歳。でも“その前から”何かが始まっていた
3. どうして心と体がこんなに揺れるの?(ホルモンと自律神経の関係)
4. 更年期の代表的な症状—“症状の数の多さ”こそ最大の特徴
5. 家事・仕事・家族のケア…人生で最も忙しい時期と重なる現実
6. 症状を悪化させてしまう“日常のクセ”
7. 自分でできるセルフケア(整体視点×生活習慣×メンタル)
8. 病院に行くタイミングと、整体でできること・できないこと
9. 更年期は「終わり」ではなく“再スタートの準備期間”
「更年期は突然来るもの」だと思っていた
でも実際は「静かに忍び寄るもの」だった
更年期という言葉を聞くと、
「ある日を境に急に始まる」と考えがちです。
でも実際に女性たちが口にするのは、
「気づいたら調子が戻らなくなっていた」
という声。
昨日まで普通に動けていたのに、
・急に汗が吹き出す
・イライラがコントロールできない
・眠れないのに朝はだるい
・肩こりや頭痛が常にある
・やる気のスイッチがどこにも見つからない
“何が原因かは分からないけれど、確実に何かがおかしい”。
こうした“言葉にならない違和感”こそ、更年期の始まりによくあるサインです。
更年期は45〜55歳と言われるけれど
実際はその前から静かに始まっている
一般的には45〜55歳の10年間を「更年期」と呼びます。
しかし、エストロゲン(女性ホルモン)は
35歳頃からゆっくり下降を始めるため、体の変化はもっと早くから起きています。
だから、45歳前後で不調が増えるのは自然なこと。
決して“精神的に弱い”わけでも、
“気合が足りない”わけでもありません。
心も体も、ゆっくり次のステージへ移行しようとしている。
その“ゆらぎ”が表面化する時期が更年期というだけなのです。
なぜこんなに揺れるの?
ホルモン低下は “自律神経の乱れ” とセットで起こる
更年期の本質は、
女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少と乱高下。
エストロゲンは、
・血管の調整
・体温のコントロール
・感情の安定
・睡眠
・筋肉や骨の代謝
など、全身のあらゆる機能に影響しています。
そのホルモンが上下すると、
目には見えない“司令塔”である自律神経が一気に混乱します。
例えるなら、
体の中の「信号機」が同時に赤→青→黄を繰り返すような状態。
その結果、
・ホットフラッシュ
・動悸
・息苦しさ
・突然の不安
・理由のない涙
・頭痛・肩こり
・寝つけない/途中で起きる
といった、全身にわたる多彩な症状が出てきます。
症状の数がとにかく多い
これこそ更年期の特徴
更年期の相談を受けるとよく思うのは、
「一人の体に、いくつの症状が詰め込まれているんだろう」ということ。
代表的なのは以下のものです
【典型的な症状】
- ホットフラッシュ(ほてり・発汗)
- 寝つきが悪い・眠りが浅い
- 怒りっぽい・気持ちが沈む
- 肩こり・頭痛
- 動悸・息苦しさ
- 倦怠感・疲労感
- めまい
- 集中力・判断力の低下
- 関節の痛み
- 皮膚の乾燥、髪のボリューム変化
多い人だと、これらが同時進行で起こります。
「どれが本当の原因なのか分からない」
「どの症状を何科に行けばいいのか分からない」
と混乱しやすいのも無理はありません。
そして、人生で最も忙しい時期と重なるという残酷な現実
更年期のつらさを増幅させている最大の要因。
それが “人生の負担が最大になる時期と重なる” という現実です。
45〜55歳は、
・仕事では中堅〜管理職
・家庭では子どもの思春期
・親の介護が始まる人も多い
・家事の中心を担い続ける
「自分のことを後回しにして当たり前」の生活が続くため、
不調を気遣う余裕がそもそもありません。
気づいたときには、
・朝起きるだけで消耗する
・笑顔を作るのに力がいる
・小さなことで心が揺れる
・身体がいつも重い
“今まで当たり前にできていたこと”が難しくなる。
その変化に自分が追いつけない
このギャップこそ、更年期のつらさの正体です。
知らず知らずのうちに症状を悪化させる“日常のクセ”
更年期はホルモンだけの問題ではなく、
生活習慣によって悪化しているケースも非常に多いです。
代表的なのは…
● スマホを寝る直前まで見る
自律神経が夜モードに切り替わらず、睡眠が浅くなる。
● コーヒーを“気合いを入れるために”飲みすぎる
カフェインで交感神経が優位になり、イライラや動悸につながる。
● 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
肋骨が固まって呼吸が浅くなり、ホットフラッシュや不安の悪化に。
● 無理をし続ける
更年期の症状は、「頑張るほど悪化する」という残酷な特徴があります。
該当するものはありましたか?
自分でできるセルフケア
① 整体視点:呼吸を深くするだけで症状は半分変わる
更年期の女性の共通点は、
肋骨が固い・横隔膜が硬い・呼吸が浅い こと。
横隔膜は自律神経と密接に関係するため、
呼吸が浅いだけで
・ホットフラッシュ
・不安感
・肩こり
・頭痛
・眠りの浅さ
が強くなります。
肋骨がゆるむ=自律神経が整う
ここが整体の大きな役割です。
② 生活習慣:少しの調整で体は驚くほど軽くなる
● 寝る1時間前はスマホ禁止
睡眠の質が上がると、朝のだるさが半減します。
● タンパク質・鉄をしっかり取る
疲れやすさ・イライラの改善に必須。
● “軽い”運動を毎日少し
散歩やストレッチで十分。頑張る必要はゼロ。
③ メンタル:頑張り屋ほど更年期が重くなる
● 「できない自分」を責めない
気合ではどうにもできないのが更年期。
● 誰かに話す
更年期のつらさは“共有”するだけで軽くなります。
● ひとりの時間を意識的につくる
心の休憩は身体の休憩と同じくらい大事。
病院に行くタイミング
整体ができること・できないこと
【病院をおすすめするサイン】
・動悸が頻繁
・不安感が強い
・不眠が続いている
・めまいで倒れそうになる
・気分の落ち込みが強い
更年期は“心と身体の両方”に影響するため、
医療との併用はむしろ安全です。
【整体でできること】
・自律神経の安定
・呼吸の改善
・肩こり・頭痛
・身体の重だるさ
・睡眠の質の改善
【整体でできないこと】
・ホルモン量そのものを変えること
・重度の精神症状の単独ケア
だからこそ、
医療と整体の両方を使うほうが回復が早い
という女性が多いのです。
更年期は「終わり」じゃない
“これからの人生を軽く生きるための再構築の時期”
更年期を経験した多くの女性が、
その先でこう言います。
「あの時期を越えたら、生き方がラクになった」
「ここからが“本当の自分の人生”だった」
更年期は老化ではありません。
体と心が“次のステージ仕様”にアップデートされるための
再構築の時期です。
だから、つらいのはあなたのせいではない。
一人で抱え込む必要もない。
そして、ちゃんとケアすれば、
ほとんどの症状は“軽くなる、落ち着いていく”ものです。
あなたの毎日が少しでもラクになりますように。
当院では、お一人おひとりの体調や状態に合わせた施術で、更年期にしっかりアプローチいたします。
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