【もしかして老眼?】ピントが合わない目の不調と整体・鍼灸による改善方法

こんにちは。小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。
本日もブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

「最近、スマホの文字が見えづらい…」
「近くのものにピントが合いにくくなってきた」

そんなお悩み、ありませんか?

もしかしたらそれは“老眼”のサインかもしれません。

ただし、「目が疲れる」「見えづらい」と感じる症状には、“眼精疲労”という別の原因もあります。

前回は眼精疲労についての記事でしたが、
今回は、老眼の原因や改善方法だけでなく、眼精疲労との違いもわかりやすく解説していきたいと思います。

さらに整体や鍼灸でどのようなケアができるのかもご紹介します。

 

老眼とは?|加齢によるピント調整力の低下

老眼(正式には「老視」)は、年齢を重ねることで誰にでも起こる自然な目の変化です。

私たちの目には「水晶体」というレンズのような組織があり、その厚みを調整することでピントを合わせています。
この水晶体が加齢で硬くなったり、調整する筋肉(毛様体筋)が衰えたりすることで、近くを見る際のピント調整が難しくなります。

 

老眼と眼精疲労の違い|似ているようでまったく別物

「老眼」と「眼精疲労」の違いを比較してみましょう

項目 老眼(老視) 眼精疲労
原因 加齢による水晶体の硬化、毛様体筋の衰え 目の酷使、姿勢の乱れ、ストレス、光の刺激など
年齢との関係 40代以降に多い 年齢問わず起こる
主な症状 近くの文字がぼやける、ピントが合いにくい 目の奥の痛み、ショボショボ感、肩こり・頭痛など
対処法 老眼鏡、姿勢改善、目のケア 休息、目の酷使回避

 

どちらも「見えづらい」「目が疲れる」といった共通点がありますが、原因もケア方法も異なるため、自己判断せずに体の状態を正しく知ることが大切です。

老眼の主な症状

  • スマホや新聞を“遠ざけて”見ようとする
  • 夕方になると特に見づらい
  • 暗い場所で文字が読みづらい
  • 近くを見た後、遠くにピントが合わない
  • 目の疲れや頭痛、肩こりを感じることも

放っておくと、無理に見ようとすることで姿勢が悪くなり、眼精疲労や首肩こりを悪化させる原因にもなります。

老眼に整体は効果ある?|姿勢と血流の改善でサポート

整体によって老眼を“治す”ことはできませんが、進行をゆるやかにし、症状の軽減を目指すことは可能です。

● 姿勢を整えることで目の負担を減らす

悪い姿勢(猫背・ストレートネックなど)は、目の血流を妨げ、ピント調整に使う筋肉に余計な負担をかけます。
整体で全身のバランスを整えると、目周辺の筋肉もリラックスし、見えづらさや疲労感が軽減されます。

● 首・肩・後頭部の筋緊張をゆるめる

首や後頭部の筋肉は、視神経や眼の機能と深く関係しています。
これらの筋肉をやさしく調整することで、目の奥の重だるさや、肩こり・頭痛なども改善が期待できます。

鍼灸による老眼ケア|ツボ刺激で回復力を高める

鍼灸では、全身の「気・血・水」の流れを整えることで、目の不調を根本からサポートします。

● 老眼に関連するツボ例

攅竹(さんちく):眉頭のくぼみにあるツボ。目の疲れやぼやけに。
太陽(たいよう):こめかみ付近のツボ。老眼による違和感や頭重感に。
風池・天柱(ふうち・てんちゅう):首の後ろにあるツボ。眼精疲労や肩こりにも有効。

また、東洋医学では老眼は「肝」「腎」の弱りと関係があるとされるため、腹部や足のツボを用いて体質改善も併用することも。

セルフケア

整体などで体のバランスを整えるのと同時に、日常生活の中でセルフケアを取り入れることが、老眼による不調を和らげるカギになります。

まず意識したいのが「正しい姿勢」。体を整えて正しい姿勢が良くなっても、日常生活でそれが崩れてしまってはいけません。

スマホやパソコンを見るときは、画面に顔を近づけすぎず、背筋を伸ばして座りましょう。猫背や前かがみの姿勢は、目だけでなく首や肩にも負担をかけ、老眼を悪化させる原因になります。

次におすすめなのが、「遠近ストレッチ」

1時間に1回は画面から目を離し、5~10秒ほど遠くを見つめて目のピント調節機能を休ませましょう。

これを習慣にするだけでも目の疲労感がぐっと変わります。

また、肩回しや首のストレッチ、深呼吸などの簡単な体操も効果的。血流が良くなることで、目や脳への酸素供給がスムーズになり、視界がクリアになることもあります。

さらに、照明の明るさを調整するなど、目に優しい環境づくりも大切です。

無理なくできるセルフケアを日常に取り入れ、整体と組み合わせていくことで、老眼のストレスをやわらげ、快適な毎日をサポートすることができます。

老眼と眼精疲労は“セット”で起こりやすい

老眼が進行すると、見えづらさをカバーしようとして無理に目を使うようになります。
その結果、眼精疲労が慢性化するケースも非常に多く見られます。

また、眼精疲労が慢性化している人の中には、実は「隠れ老眼」だったということも少なくありません。
整体や鍼灸では、どちらの状態にも対応できるよう、体の状態をしっかり見極めて施術を行います。

まとめ|“年のせい”で済ませず、今できるケアを

老眼は加齢にともなう変化で避けられない面もありますが、
適切なケアによって「見えづらさ」や「目の疲れ」に悩まされない毎日を取り戻すことは可能です。

整体で姿勢と筋緊張を整え、目の負担を軽減、
鍼灸(理論)も併せて自然治癒力を引き出す

こうしたアプローチを取り入れることで、老眼や眼精疲労によるストレスをやわらげ、スッキリとした視界と快適な日常を目指せます。

 

「最近、近くが見えにくい」「目が疲れやすい」「年のせいかもしれないけど何とかしたい」と感じる方は、目のケアだけでなく、体全体から見直す視点を是非持ってみて下さい。

 

老眼は、正しく対処すればもっと快適に過ごすことができるのです。

 

お困りの方は是非、ご相談下さい!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


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