哲学的に考えすぎる人ほど、鬱になりやすい?深く考えるあなたが心を守るための7つのコツ
こんにちは、小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
今日はいつもとちょっと違う感じの内容ですが
ぜひ最後までお付き合い下さい。
皆さんは
「考えすぎて疲れてしまう」
「生きる意味を考え出すと、どこまでも落ちていく」
そんな風に感じたことはありますか?
当院にも、非常に思慮深く、感受性の高い方が来院されます。
皆さん人一倍、物事の本質を考え、他人の気持ちにも敏感です。
しかしその一方で、深く考えるあまり心が疲弊し、鬱や自律神経の乱れにつながってしまうケースも少なくありません。
今回は、「哲学的な人がなぜ鬱になりやすいのか」、そして「心を守りながら生きやすくなるための7つのコツ」を、整体院の視点から解説します。
なぜ哲学的な人は鬱になりやすいのか
結論から言うと、「哲学的な考え方そのものが鬱を引き起こすわけではない」ですが、
哲学的に考えすぎる傾向が、鬱状態を深めることはあると言えます。
ではなぜ、哲学的思考が鬱につながりやすいのか?
① 答えのない問いに、永遠に向き合ってしまう
哲学的な人は「生きる意味」「正しさとは何か」といった根源的なテーマを考える傾向があります。
しかし、これらの問いには明確な答えがありません。
どれだけ考えてもスッキリしない――。
その終わりのない思考が、虚無感や疲労感を生み出してしまいます。
② 頭の中で思考がループする
「なぜ?」「本当にそうか?」と自問自答を繰り返すうちに、頭が止まらなくなる。
これは、心理学でいう「反芻思考(はんすうしこう)」です。
一度始まると延々と続き、脳が休まらない状態になります。
この状態が長引くと、睡眠の質が下がり、自律神経も乱れていきます。
③ 現実よりも“内側”に意識が向きすぎる
哲学的な人は内省的です。
自分の感情や価値観を丁寧に見つめることは素晴らしいのですが、
その矢印が内側に向きすぎると、「感じる」より「考える」が先行してしまいます。
結果として、体の感覚や現実とのつながりが薄れ、心のバランスが崩れてしまうのです。
④ 優しさゆえに、世界の痛みを自分で背負ってしまう
哲学的な人は他人の気持ちや社会の矛盾に敏感です。
「なぜ人は苦しむのか」「どうすれば皆が幸せになれるのか」
そう考える優しさが、時に自分を苦しめることもあります。
これは、優しすぎる人ほど心が疲れやすい典型的なパターンです。
整体院が考える「哲学的な人が心を守る7つの思考のコツ」
ここからは、心身を整える専門家として、当院が大切にしている「バランスの取り方」をお伝えします。
① 「考える時間」と「感じる時間」を意識的に分ける
頭で考えることと、体で感じることは別のプロセスです。
哲学的な人ほど“感じる”よりも“分析する”が先に立ちます。
夜や休日は「感じる時間」と決めて、
「悲しい」「安心する」「少し疲れた」など、ただ感情を味わってみましょう。
言語化せずに“体の反応”を感じるだけでも、脳の過活動が静まります。
② 答えの出ないテーマは「置いておく」
「この問題は、今の自分には答えが出ない」と認めて“棚に置く”。
この「思考の引き算」が、心のスペースを作ります。
当院の施術でも、考えすぎて呼吸が浅くなっている方が多いですが、
「いったん置く」ことで、呼吸が深まり、自律神経が整っていく方も少なくありません。
③ 「思考」は目的ではなく、“道具”として使う
考えることは生きる目的ではなく、
よりよく生きるための“道具”です。
必要なときに使い、使い終わったら置く。
「今日はもう道具をしまう時間」と意識することで、
脳の緊張が緩み、夜の眠りにも入りやすくなります。
④ 体の感覚に戻る
考えすぎているときほど、体の感覚を忘れています。
そんなときこそ、「今ここ」に戻る練習を。
たとえば、
- 足の裏で床を感じる
- 手をこすって温度を確かめる
- 深呼吸でお腹の動きを意識する
この感覚のリセットが、心身を現実へと引き戻してくれます。
これは当院でもよく指導する自律神経を整えるセルフケアの一つです。
⑤ 一人で考えを完結させない
哲学的な人ほど「自分の中で完結させたい」と思いがちです。
ですが、考えの出口は“対話”です。
「こんなこと考えてるんだけど…」と信頼できる人に話す。
それだけで、思考が整理され、脳の興奮が落ち着きます。
心の緊張をゆるめる“社会的な整体”といってもいいかもしれません。
⑥ 世界を救うより、まず自分を守る
優しい人ほど、「他人のために」「社会のために」と頑張りすぎてしまいます。
でも、自分が壊れたら誰も救えない。
まずは「自分を保つこと」を最優先に。
あなたが穏やかでいること自体が、周囲への最大の貢献です。
⑦ 矛盾していてもいい
「昨日と言ってることが違う」「考えがブレてる」と自分を責めないでください。
人間は本来、矛盾を抱えて生きるもの。
矛盾を受け入れることは、柔軟に生きる力になります。
当院でも、心身が硬直している方ほど「思考の硬さ」も見られます。
心も体も、ゆらぎがあるほうが健康的です。
まとめ 〜深く考える力は、あなたの光にもなる〜
哲学的な思考は、生きづらさを感じる反面、
人の痛みに寄り添えたり、世界を優しく見つめたりする“美しい才能”でもあります。
ただ一つ大切なのは、
考えることと、感じることを、上手に切り替えること。
深く考えるあなたが、深く傷つかないように。
そのバランスを整えることが、心と体を守るための整体でもあります。
RS鍼灸整体院では、
思考が止まらず眠れない方や、自律神経の乱れからくる不調(頭痛・倦怠感・息苦しさなど)にも、体の状態を整えるアプローチを行っています。
もし、考えすぎて疲れてしまったときは、
「体から心を整える」という方法を思い出してみてくださいね。
当院では、お一人おひとりの体調や状態に合わせた施術で、不調にしっかりアプローチいたします。
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