扁平足の判断基準

こんにちは、小田原市栄町 RS鍼灸整体院の高田です。

本日もブログをご覧いただき、ありがとうございますm(__)m

 

今日は暖かくて過ごしやすい天気ですね(^ ^)

小田原では梅が綺麗に咲いています!

お出かけ日和ですが、事故などにはくれぐれもご注意下さいね!

 

さて、ようやく扁平足の話です。笑

 

まずは簡単な説明として

扁平足とは足の裏にあるアーチ構造が崩れ、土踏まずの隙間がなくなってしまった状態を言います。

足の裏には横アーチと内側・外側縦アーチがあり、これがあることで歩いたり走ったり飛んだりした時に受ける衝撃をいなす役目がありますが、扁平足の場合は特に内側アーチがなくなってしまうことがほとんどです。

 

歩き始めたばかりのお子さんなどは、まだ足が発達していないため小学生くらいまで扁平足になっている子も多いのですが、痛みなどの症状がないのであれば、成長と共に改善する場合がほとんどなので心配はありません。

 

しかし、大人の場合はそうはいきません。

大人が扁平足になってしまう要因として、体重の増加や筋肉の損傷や低下、足の甲の骨(足根骨)の歪みなどがあり、特に女性や肥満体型の方に多いとされています。

大人の場合は、怪我をした場合を除いてほとんどが筋力不足や骨の歪みであることが多いため、骨の位置を正してしっかり足裏を構成している筋肉を使う意識をすることで改善してくるものです。

そのままにしておくと足を捻挫しやすくなってしまったり、足裏やアキレス腱などに炎症を起こして痛みを強く感じたり、姿勢が悪くなり肩こりや腰痛などを引き起こす事にも繋がるため注意が必要です。

 

大切な判断基準としては、立った状態で土踏まずがどうなっているかをまず最初に確認する事が多いのですが、

正確には骨と床との隙間(距離)がどのくらいあるのかを確認しなくてはなりません。

それ以外にも後ろから見た時に踵が外を向いているなどもありますが、皆さんがイメージする扁平足とは土踏まずがなくて床にペッタリと足の裏が付いている状態だと思います。

(違っていたらすみません…)

 

以前載せた写真がこちらです

 

足底筋

 

見事に土踏まずに隙間がないので扁平足です!

 

 

 

ではないのですね。

 

隙間ばかり気にしていると扁平足だと判断されてしまいますが

この方の足のアーチ構造は正常です。というかむしろすごい足です!

 

ただ、本来ある土踏まずの隙間を発達した足裏の筋肉が埋めつくしてるだけなのです。

 

この方は、特に足を鍛えるトレーニングに励んでいないと言っていましたが

ここまで発達するほど、足の裏をしっかりと使えているということなので

さすがはベスト8!

 

足さばきも片足でのバランスや踏み込みもとても力強くしなやかでした。

 

前回の勉強会の集まりで話題になったのは

上記の足と同じような足なのに、ただ土踏まずの隙間だけで扁平足だと判断されてしまっていた方が

足のアーチを再構築するための土踏まずの部分が盛り上がった足底板(インソール)の使用を勧められて

使用していたらあちこち痛くなってしまい、安易にインソールを勧めるのは残念ですよね、という話だったんです。

構造的にもちゃんとしていてしっかり使えているのに、下から更に足裏を持ち上げるような感じになるので、当然バランスも崩れてしまいますしあちこちに負担もかかってしまいます。

その状態で運動なんてしたら。。

皆さんも靴下の中にティッシュなどを丸めて土踏まずに入れてみると、どんな状態かよくわかると思います。

 

扁平足の改善のために色んなエクササイズがあります。

 

中でも足の裏でタオルを掴むタオルギャザーなんかは有名ですので、聞いたことある方も多いと思います!

これも足裏を使う訓練になりますが、使うだけではなく自身で足の甲の骨を寄せ集めるような感覚も大切になりますので

座った状態で、足の裏の外側、内側それぞれで床を踏みつけるようにすることも当院ではお伝えすることが多いです。

気になる方はやってみて下さいね(^ ^)

 

長くなりましたが、この辺で終わりにしたいと思います!

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

 

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